• 和装士になるには

    まずは和裁学校を選ぶ
    和裁の知恵は昔は母から娘へと伝授されたものでしたが、現代ではスクール等に通わなくては身に付つけることはできません。無料体験レッスンを利用して、まずは足を運んでみてはいかがでしょうか。

    必要な学費は入学金、受講料あわせて安ければ7万円、高ければ150万円程度と幅があります。6ヶ月程度の短期コースもあれば4年制の本格カリキュラムもあります。

    いずれにしても、初心者ならばまず基本的な運針やくけの基礎練習などから丁寧に教えてくれるところを選んで正解です。上級者向けのコースも併設しているスクールならば、そのままプロとして通用する実力を養成することも可能です。

    良い和裁学校の見分け方
    一口に和裁学校と言ってもさまざまなスタイルがあります。まずは体験授業等に参加して、自分にピッタリのところを選ぶのが肝心です。

    とくにマンツーマンスタイルの授業を行っているようなところでは、先生との相性も大事です。コミュニケーションを円滑に進めることができる先生に出会うことができれば、グンとスキルアップすること確実です。

    和裁士として活躍したいのであれば、和裁の技術と知識だけではなく、華道や茶道など日本の伝統文化に触れる機会を設けているところがおすすめです。将来、ハイクラスの仕立てをまかされてもシッカリと対応できる実力を身につけることができそうです。着こなし、身のこなしも含めて身体全体で和服を理解するようにしたいものです。

    免状について
    和裁にも他の伝統的なお稽古事同様に免状のシステムがあります。たとえば基礎科、専門科、プロ科、師範科の各課程で免状を受け取ることができるようになっていますが、別途下付料金が必要なので優位が必要です。

    学校によっては莫大な別途下付料金を要求されることもあるので、必ず入学前にチェックするようにしましょう。

    国家資格について
    和裁士の技能を証明する国家資格に和裁技能士があります。3つの級にわかれていて、1級ともなると7時間以上かけて和服を製作するという結構ハードなテスト内容になっています。

    もしも和裁技能士を名乗りたいのであれば必ずこの資格を取得していなければならないので要注意です。

    着物の仕立て・直しのプロとして活動するには、2級以上の資格が必要とも言われています。